ちょっと聞いてよ
のらりくらりと生きてきたツケがとうとう回って来たようだ
言わば不感症 常に不完全燃焼
ねえ少年の頃あんなに夢見てた深夜零時 今じゃ飲み足りなく仕切り直し
起きる時間も早くなった割に割に合うほど働いてない
ねえ、君だよ?君に聞いているよ?君はいい顔で笑うね?
僕なんて愛想笑いのし過ぎで目尻に痣が出来そうだよ
あ
今の笑うとこなんだけど?いいじゃんたまにはサービスしてよ?
君の見えてる僕と僕が演じる僕に摩擦はあるのかなあ
なあなあ不安だなあなあなあにしてた話をブリ返そうか
「30までに売れなかったら生きてても辛いのでクタバリます」
我ながら臭えし嘘臭えけどもその時は割と本気で
それが今でもアイワナビーアイワナビーアイワナビー
悲しいほどに現状維持も足がもたついてる これも音楽の魔法だよ?
逃げも甘えもたっっくさん覚えて偉いね凄いねえ
あっ
このタイミングで舌打ちは怖いからちょっと黙っててね
チッチッチのリズムに臆病になってる
僕は都会のさざ波に飲まれてる
チッチッチのリズムと君がふとこぼした
「ごめん」で僕は悦んでいる
お前はいつもそうだよな酒が切れると不安になってさふと目が覚めた夜なんて誰にも見せられないほどに臆病で
部屋のシミ 蛇口の水滴 消し忘れた常夜灯
そのそれぞれ生きている気がして しかもギラギラ睨んで来るようで
泣きたいよなあ 寂しいよなあ
だからってSNSへばり付いたり元カノに連絡するとかマジで寒いからやめろよバカ
あっ
このタイミングで寝酒は翌朝のバイトに響きますよ(笑)
チッチッチのリズムに 臆病になってる
僕は都会のさざ波に飲まれてる
チッチッチのリズムと 君がふとこぼした
「ごめん」で僕は悦んでいる 生温い生きた心地
夜はやがて朝に 破り捨てた日記
書いて消してしてた あの頃の僕が消えない
全て嫌になって 誇張なく死にかけて
それでも書いて消して書いて消して書いて消して書いて消して
面白がられて 酷く煙たがられ
それでも信じてた イツカノヒカリ
朝がやがて夜を 迎えた時気が付いた
偶像も 崇高も 手に届かないから愛おしい
今日も
チッチッチのリズムに 臆病になってる
僕は都会のさざ波に飲まれてる
チッチッチのリズムで 君がふとこぼした
「うるせえ」は聞こえなかったよ
チッチッチのリズムじゃ 踊れない
飲まれてることに気付けない
でも 嘲笑うにはちょうどいい
僕を見下すにゃ丁度いい
オウイェイ