道を行けば荷物が増えて 曇った窓には 何も見えなくて 持てるものと 落としてしまうもの どれほどの 重さが違うだろう 雨が止めば 陽が照りつける 風が吹きつけ 雪を降らす 疲れ果てた夕日が沈み そしてあの青い月が昇る 一つの灯りも 見えない嵐に 真っ赤に光った オールを見つけ Weight of the oar 全ては あの壁の向こうへ Weight of the oar 失くした オールを捜して… Weight of the oar 青い青い月の下 Weight of the oar あの壁の向こう側へ