さだまさし 『戦友会』の歌詞とMVとカラオケ練習
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この楽曲の音域:mid1A ~ hiA
櫛の歯が欠けるように 仲間が減ってゆく
戦友会に出掛けた夜 おやじが呟いた
学舎でなく古の戦の友が集う
年に一度の 思えばなんて儚い祭りだろう
誰もがいつか 年老いてゆくけれど
何とも俺達の風情は
他人に玉手箱 開けられてしまった
青春の浦島たちのようだ
生命懸けておまえ達を 守ったと言わせてやれ
それを正義と言うつもりはないが 時代と片付けたくもない
今の青春を羨ましくなくもないが 替わろうかと言われても断るだろう
不幸な時代の若者たちはそれでも青春を確かに見たのだ
銃弾に倒れた友の顔を 忘れることなど出来ない
あいつの分もあいつの分もと 生きる思いは解るまい
いつかは消えゆく 集いなのだ
冬の名残の雪なのだ
そして必ず 二度と必ず
降ってはならない雪なのだ
穏やかにそう言った後 息子の僕をサカナに
珍しくおやじは家で酒を呑んで その日は早くつぶれた
雪が降る今日もどこかで 誰かが凍えてる
遠くでバイクの走り去る 青春が聞こえた
この曲が歌えれば歌える曲
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